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ストリートデッサンがステキだったので、ご紹介します。

| 2017年12月03日 12:07 | 吉村正臣 |

Benoît Guillaume    ベノワ・ギュイオーム(フランス)

1976年生まれ。グラフィックデザイナーとして働いていたが、現在はデッサン、バンデシネ(マンガ)、フリップブック、アニメを制作している。音楽ブックや、バンデシネフェスティバルのルポルタージュ・イラストで成功を収めた。ニューヨーク・タイムス、テレラマなど新聞や映像系雑誌の作品提供も多い。

絵は、クレヨンやペン、筆の跡が残るデッサンを特徴としている。風景の中の人々、都会の雑踏はなつかしさがわきあがる。この作家が一番リラックスして腕が動くシーンのようだ。黒い線と色のバランスがいい。線の省略、絵の具でのつぶし方が手慣れた技術を示しています。
モノクロの絵も積極的に描いているが、モノクロを見るだけで、彼がデッサンはもちろんドローイングもしかりしたテクニックだ。しっかりした質感、重さ表現されている。
家での仕事で息がつまったようになると、街の雑踏に出て、人々の暮らしぶりをみて描くのだそうです。皆様も、コンテを持って街に出ましょう。
もちろん、ストリートデッサンだけではありませんが、もっともいい絵だと思いそこにライトを当てました。

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