帽子を忘れて、地球にやってき火星の子ども・・・どうしよう
| 2015年08月01日 22:30 | 吉村正臣 |
José Parrondo ホセ・パロンド (ベルギー)
Kiquekoi ?
キクコワ?- 火星人のQ&A
フランス語 翻訳付き
ベルギーの漫画家、画家で、音楽家でもあるホセ・パロンドが、イラストと文の両方を作りました。2006年、彼の作品<Allez raconte>が、フランスのテレビ局でアニメ化され、2010年劇場公開されました。
この絵本は、火星人が地球にやってきて、火星に帽子を忘れてきたので、お店で買いたいけど、地球に似合う帽子がない。しかもお店は日曜日で休み…というたのしいお話です。
単純化されたイラストレーションが楽しい作品です。火星人・・・子供でしょうね、このキャラクターや、他のものもていねいに、ユーモラスに描かれ好感が持てます。筆で描かれているので、とてもやさしく感じます。
文字を読み始めた程度の子供たち向けでしょう。
フランス語も、しっかりした手書きで、入門クラスの方には勉強になるでしょう。絵のように美しい。ちいさなお子様とご覧ください。そして、絵を描いてください。
≪翻訳の一部≫ 翻訳:泉 りき
「だれ、地球にきたのは?
<火星人だ!>
「家に、大事なもの忘れてきたの?」
<帽子!>
「だれか、郵便でおくってくれないかな?」
<おねえちゃん!>
「どうして、その荷物受け取れないの?」
<地球と火星の間の郵便配達がないんだ。>
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