版画でも、表現力が豊かであることを、ぜひ知ってください
| 2018年01月31日 09:55 | 吉村正臣 |
Charlotte Mollet シャーロット・モレット (フランス)
1960年、リールで生まれ。国立高等美術学校で、デッサン、版画を学びました。6歳で処女詩を書いています。彼女の絵は、リノカット、コラージュ、アクリル、色鉛筆、ボールペンを多彩に使っています。彼女のファーストアルバム「猫」は、執筆しイラストレーション自ら描きました。その後、若者向けに30冊以上の絵本を出版。 大人のための3冊がベルギーで出版されました。
インドの彫刻や、ラテンの古代、中世にも造形を深め、古代の物語や神話の楽しさや残酷さに興味を持ち作品に反映させ、その知的な仕事を評価され、オリジナル作品と出版物は、ギャラリー、メディアライブラリに定期的に展示されています。現在はパリで制作活動に励んでいます。
版画作品に鋭いものがあります。古典からインスピレーションを得た作品が多くあります。また、そこから学んだ技法も彼女流に開花しています。怖い神話のような絵も、今的な絵も、版画で表現されています。日本の版画家のような作品もあります。かなりリアルな描写から、大胆にデフォルメしたものもあり、とても楽しい作品群です。モノクロは版画の特徴がよく出ています。カラー作品は、しっかりした色彩表現です。
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