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ロシア・サンクトペテルブルク生まれ、そしてパリで花開く。

| 2018年08月13日 10:44 | 吉村正臣 |

Sacha Poliakova サチャ・ポリアコワ(ロシア生まれ・フランス在住)

1977年にロシアのサンクトペテルブルクで生まれました。8歳で、最初の本を書いて描きました。想像力は溢れていて、話は恐ろしいものでした。
ロシアのシアターアカデミーで絵画、絵画、風景画のコースを終了。1998年にフランスに移住。パリの国立装飾美術学校で学んでいる間、彼女はいくつかの展覧会に参加。パリ近郊のモントルイユの絵本市、ボローニャの国際絵本原画展(2004年に入選)、ポルトガルのバレイロのイラスト展などで注目されました。また2003年、「私がオオカミだったとき」を出版した。

作品は、サンクトペテルブルクでの子供時代の感情に深く根ざしていて、ロシアの文化、民俗、音楽、文学などに強くインスパイアされていると言っています。確かに、画面は、あっと思わせるドラマティックなところがあります。描かねばならないところを、ストレートに描いているところが愉快。大胆なイメージは、面白くて楽しい文脈に同じです。
ガッシュでの制作が好みのテクニックのようです。がインク、水彩、版画、さらにコンピュータも使っています。特に彫刻に優れた才能を発揮しているそうです。
彼女は、日本の物語に興味があり、2007年出版の『Dame Sei Shönagon et le Samouraï(清少納言と侍)』や、2016年出版の『Les yeux d’otonashi(音なしの目)』は,日本をテーマに描いています。西洋人が描いた日本、夢見る日本はこのように表現されるのでしょう。

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