パリで見つけたイラストレーター : アンヌ・エレーヌ・デュブレ
| 2022年07月01日 10:31 | 吉村正臣 |
ANNE-HÉLÈNE DUBRAY アンヌ・エレーヌ・デュブレ (フランス)
車の24時間レースで有名なル・マン市のあるサルト地方出身。近いトゥール市で美術史を学び、トゥール芸術高等学院に入学。その後、パリで子供向け出版社のレイアウトアーティストとして、多くのイラストレーターと仕事をしていました。その間、映画と文学の勉強を続け、絵入り出版物の歴史に関する修士号を取得。さらに、30才を過ぎてから、パリ市のイラストレーション講座を受講、また有名な芸術教育校のエコール・デュペレで学び、おかげで、初めてのドライポイント・イラストのアルバム「ダフネ」を制作/出版しました(2014年)。それ以来、子供向けの本の著者およびイラストレーターとして活躍しています。プレス(Citrus、Casette、XXI)や、美術館、国立ラジオ局のコミュニケーションビジュアルも手がけました。
非常にエレガントなグラフィックスタイルと、遊び心も含めて素晴らしいと評価され、また、装飾と物語の間に、とても感動的でダイナミックな要素がのぞかれるといわれます。ボローニャ国際絵本原画展、パリ絵本市(セーヌ・サン・ドニ)等でも活躍。
パリ市が運営するプログラムで、6歳から11歳の子どもたちに、描くこと、美術史などを教えています。
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