パリで見つけたイラストレーション:マチュー・メロン
| 2022年09月12日 05:00 | 吉村正臣 |
Matthieu Méron マチュー・メロン(フランス)
1981年、パリに生まれ。大人になったらエルジェ(ベルギーの漫画家。代表作『タンタンの冒険』の作者)と同じ漫画家になることを、かなり早い段階から決めていました。
パリにある芸術とデザインのデュペレ応用美術学校で学んだ後、多くのアーティストを輩出したストラスブール装飾芸術学校(現Haute École des arts du Rhin)のイラストレーションワークショップで学びました。
さらにストラスブールではイラストレーション工房で修行し、プレス(L’Obs, Le Parisien magazine, XXI, Long Cours or Citrus)やコミュニケーション・ツールの仕事をしています。
彼の絵はシンプルです。カラフルで美しい色彩、装飾性、幾何学的な構造で、とてもわかりやすい、そしてユーモアの表現が魅力です。あるメディアでは、“アールデコの古典主義と現代性の間に完璧なバランス”と書いています。爽やかなイラストレーションとして人気があります。
2016年からナントを拠点に活動。報道、出版(書籍、コミック)、通信の仕事をしています。時に、壁画を描いたりして、大きなフォーマットの実現に取り組んでいます。
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