パリで見つけたイラストレーター：オラン・シガル

｜ 2022年10月05日 05:00 ｜ 吉村正臣 ｜

Orane Sigal　オラン・シガル (フランス)

1992年、リヨン生まれ。長く音楽を学んだ後、絵に目を向けるようになりました。優れた作家を輩出したストラスブール装飾美術学校（現la HEAR (ARTS DÉCORATIFS DE STRASBOURG)イラストレーション科を卒業。そこで出会ったアートが、彼女の心を捉えました。イラストレーターとコミック作家としてスタート。ドローイング、ペインティング、コラージュを組み合わせた複数の技法を実践しています。
形と色で創造の世界を広げ、大胆で対照的な色調を組み合わせて表現します。
印象派、素朴派、表現主義の偉大な画家たちからインスピレーションを受け、生命、植物、動物などの情景を描き、独自の画風を打ち立てました。

フリーランスのイラストレーターとして、パリ、リヨン、ストラスブール、カーンなどのギャラリーやオルタナティブな会場で作品を発表しています。
また、アパレル企業とのコラボで、ドレスをデザイン。スタイリッシュな女性服を作り評判を得ました。

「インスピレーションは、日々の暮らしの中から。私はよく旅をし、たくさんの物、自然界から、瞬間を写真に収めます。それが、私の多くの作品を生んでいるのです。」と言います。

現在、出版、テキスタイルデザイン、壁画、陶芸、そしてコミュニケーションメディアなど、イラストレーションに関連する様々な分野で活躍しています。

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