パリで見つけたイラストレーター:ピエール-エマニュエル・リエ
| 2023年05月05日 05:00 | 吉村正臣 |
ピエール-エマニュエル・リエ Pierre-Emmanuel Lyet(フランス)
1971年に生まれ、パリ在住。
リエは、国立装飾美術学校でアニメーション学科を卒業。卒業制作作品は、国際アニメーション映画祭で約15の賞を受賞。オーディオビジュアル業界で活躍しました。またイラストレーションにも才能を発揮。日光の変化にインスパイアされた、鮮やかな色彩の詩的なドローイングによる展覧会を開き話題を呼んでいます。
伝統的な手描きの技法を使用しており、主にアクリルペイント、水彩、インクを使って制作しています。彼は、鮮やかな色調や質感を表現するために、細かい筆遣いやスポンジ、刷毛などの様々な画材を用いています。
作品は、細かいディテールが特徴的で、ラインワークが非常に緻密であることが多いため、彼はペンや鉛筆を頻繁に使っています。また、彼は、手書きのイラストにデジタル技術を用いて補完し、仕上げることがあるようです。
彼の作品には、自然や動物、人間の表情などがよく描かれていますが、緻密なディテールと独特なフォルムを持つキャラクターが特徴的であり、子供たちには鮮やかで興味深い世界を提供しています。
イラスト・ユーロの絵本ショップは:https://illust-euro.ocnk.net