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パリで見つけたイラストレーター:Aline Zalko

| 2023年07月30日 00:00 | 吉村正臣 |

Aline Zalko アリーヌ・ザルコ(フランス)

1980年パリ生まれ。2000~2005年パリ国立装飾芸術学校。子供の頃、彼女の両親はオルセー美術館によく連れて行ってくれたと言います。 その結果印象派、特にポール・ゴーギャンに大きな影響を受けました、テーマも、色や視点の使い方も。またピエール・ボナールをとても尊敬していました。現在、同時代の作家ではゲルハルト・リヒター(ドイツ)とデヴィッド・ホックニー(イギリス)をあげます。
ニューヨークのスクール・オブ・ビジュアル・アーツとの交換留学中に、彼女の素描が初めてニューヨーク・タイムズに掲載されました。それ以来(Le Figaro、Le Fooding、Télérama、Feuilleton など)、出版 (Flammarion、Fayard)、広告 (Havas) に起用されてきました。

作品は、ポップカルチャーでの女性像の表現、子供やティーンエイジャーの肖像、時代遅れの物、力強い自然の表現、炎へのある種の憧れを持ち、変貌が中心的な要素となっています。
主に使うのは、色鉛筆、パステル。 “土っぽい “という理由。鉛筆を押し付けることで強烈な描写力を発揮するからのようです。また大判の絵画にはアクリル絵の具を好んで使い、特に乾燥時間が非常に短いことがその理由です。
話題の作家を発掘するアニエス・ベーのギャラリー・デュ・ジュールと現代絵画雑誌「ザ・ドロワー」でも高い評価を受け、現代作品を扱う有名なギャラリーとも契約しています。

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