シューベルトの生涯と、歌曲「ます」や交響曲第7番「未完成」など収録CD
| 2013年11月23日 10:04 | 吉村正臣 |
Charlotte Voake シャーロット・ヴォーク (イギリス)
SCHUBERT Franz
フランツ・シューベルト
フランス語 CD+翻訳付
『フランツ・ペーターシューベルトは、1797年ウィーンに生まれます。彼が生まれたのは「真っ赤なザリガニ」と呼ばれる建物でした。父フランツ・テオドールは、学校の先生ですが、ウィーンっ子らしく音楽が大好きです。・・・』ではじまります。
写真や絵画で構成されたシューベルトのお話です。父親に音楽のてほどきを受け、みるみるうちに上達し、15歳になると作曲に専念。音楽にささげた短い生涯が描かれます。
軽妙なインクの線でシューベルトの音楽修行を描きます。絵画や貴重な写真など、音楽ファン、シューベルトファンにはうれしい内容でしょう。
■CD収録曲
1.交響曲第5番 変ロ長調 D485 La maison de l’Ecrevisse rouge
2.ピアノ三重奏曲第2番 変ホ長調 D929 Op.100 Plus fort son père
3.ヨゼフ・シュペンドゥを讃えるカンタータ D472 Un joli costume bleu
4.楽興の時 D780 Op.94 La musique plus fort que tout
5.弦楽四重奏曲第12番《四重奏断章》D.703 La «quatuor Schubert»
6.交響曲第5番変ロ長調 D485 La passion de composer
7.ミサ曲 第6番 変ホ長調 D950 «J’ai perdu le repos…»
8.歌曲「ます」
9.アルペジオーネ・ソナタ イ短調 D821 La musique de chambre
10.ピアノソナタ第20番イ長調 D.959 La musique pour piano
4つの即興曲D899 Op.90
楽興の時 D780 Op.94
11.交響曲第5番変ロ長調 D485 Les symphonies
交響曲第7番ロ短調「未完成」D759
交響曲第9番ハ長調 D944
<翻訳の一部>
ウイーンでは、いたるところに音楽があふれていました。
コンサートはもちろん、路上で、カフェで、庭で、お店で、すべてのお祭りに音楽がありました。
お父さんは、2人の兄弟と同じように、彼が7歳になると音楽を教えました。最初は、ヴァイオリン、そしてピアノ。とても才能があり数ヵ月たつと、お父さんを抜いてしまうほどでした。
そして、彼は、ミヒャエル・ホルツァという優れた先生に教わります。先生はこれほど音楽の才能のある生徒に、これまで会ったことがありませんでした。
先生は言いました「私は何も教えることがない、彼はなんでもできる」
フランツは11歳になると、町の教会で歌いました。ヴァイオリンもとても上手で、しかも弦楽四重奏の小品、そしてピアノのための作品をすでに作曲していたのです。
お父さんは、フランツが自慢でした。お父さんは、王室聖歌隊のコンクールにフランツを出場させます。とても美しいブルーの衣装を身につけたフランツは、誰よりも断然上手でした。
彼は、選考委員から賞賛を受け、町一番の中学に入学することが許可されました。・・・・・・・
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