やはり大物になってきました!ジャック・デプレ
2009年「ボローニャ国際絵本原画展」で発見
| 2009年05月01日 11:22 | 吉村正臣 |
この『エディトリアル No.14』で紹介しましたジャック・デプレのキャラクターが、「ボローニャ国際絵本原画展」の出版社が並ぶホールで、大型パネルになって登場、人目をひいていました。
2008年の春にパリの絵本屋さんで見つけて、ご紹介した作家です。当時フランスでは有名な賞をもらっていましたが、必ず、世界に出てくると思っていました。やはり国際的な場でも、人気者になってきました。
関係記事>> エディトリアル No.14
『エディトリアル No.14』で紹介した以後も、新しい作品を出しています。
同じ著者 Oscar Brenifier で、哲学をわかりやすく日常の話題で述べています。
2009年4月出版『L’amour et L’amitié』(愛と友情)
同月出版『Le sens de la vie』(人生の意味)
かわいいキャラクターが、服装を変えていろんな場面に登場していますが、昨年のものより、さらに手が込み、仕掛けも大きくなっています。
Le sens de la vie (人生の意味)
幸福・自己実現・他者との関係など、人生の12の重要なテーマについて読者に問いかけます。
見開きページ単位で、ひとつのテーマが提示されていきます。
人生の意味とは、人それぞれ異なり、ときには対立することさえある…決めるのは自分自身だと教えてくれます。
L’amour et l’amitié (愛情と友情)
愛情、愛することに関する、主要な12のテーマについて読者に問いかけます。
親たちの愛情、子供が抱く愛情、兄弟・姉妹の関係、友情…。
見開きページ単位で、ひとつのテーマが提示されていきます。