ボローニャから現代まで、作品が変化しすばらしい
| 2018年01月14日 12:20 | 吉村正臣 |
Cécile Gambini セシール・ガンビニ (フランス)
1973年生まれ、エックス・アン・プロヴァンスの美術学校のあと国立高等ストラスブール美術装飾学校で学びました。
1997年に最初の著書を出版。1999年後、パリでは、絵本の執筆とイラストレーション、ワークショップ(子供のためのミーティング、青少年向け新聞のためのイラストレーション)を行いました。 彼女はフランスと海外で展示されています。1997年、1998年、2000年には、ボローニャ国際絵本市の原画展で入選。パリに隣接するモントルイユで開かれる絵本見本市にも招待、ポルトガルのバレイロ・ユース・イラスト・ショー(2003年)など、いくつかのブックフェアとコンテストで選ばれています。
2005年にフランス・トロワのゲストのイラストレーターを務めその実力が広く認められています。 2006年秋、AllianceFrançaiseに招待され、サンフランシスコで、公立図書館でのワークショップを主催し、彼女の作品を展示さる等、多くの展覧会に招待されています。
ボローニャ入選の作品からずいぶん画風が広がってきました。当時は、いい作品と注目したものですが、おこがましい発言ですが、非常によい作品になったと思います。
最近は、子ども向けのかわいいイラストレーションから、しっかりした重厚な絵画作品まで描いています。 絵には、独特のアイデアがあります。リアルでありながらどこか変わっている、また、奇想天外なおもしい作品も。全体に、しっかりした絵の具使いです。コラージュも用いられています。
一方、絵画作品はモダン、現代的です。リアルなデッサン力があります。着想も大胆、するどいビジュアル感性が秘められています。子供の絵には見られない精密な描き方、線の鋭さは、実力ある技術を示しています。私は、この現代作品を特に指示しています。
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