パリで見つけたイラストレーション: ジュリー・ヴァン・ウェゼマエル
| 2021年10月18日 10:00 | 吉村正臣 |
Julie Van Wezemael ジュリー・ヴァン・ウェゼマエル(ベルギー)
ベルギー・ゲント在住のイラストレーターです。物を描きたいという衝動はとても大きく、小さい頃からずっと絵を描いていて高校を卒業後、ゲントの王立美術アカデミーでイラストレーションとグラフィックデザインを学びます。出身地であるオステンドの現代美術館からの委託で、シリーズ作品を制作しました。作品の特長は、ドライポイントによる版画技術に、アクリル絵の具やミシン糸を組み合わせること。絵に刺されたミシン糸が、作品をより魅力的に。多くの異なるテクスチャを混ぜ新しいスタイルを模索しています。現在、モスクワにあるBratec LisSchoolで教えるために出かけています。
イラストレーションの方向として、以下のように語ります。
アート以外の、テキスタイルデザイン、文学、音楽、そして自然から多くのインスピレーションを得て、イラストに取り入れています。現実を描くことにはあまり興味がありません。ファンタジーと現実世界の要素を混ぜ合わせます。今はイラストの概念が以前よりずっと広くなっていて、イラストと絵の境界がはっきりしなくなった。素晴らしいものがたくさんあります。
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