ノルウェーで最も影響力があり著名なイラストレーターの一人
| 2023年01月20日 05:00 | 吉村正臣 |
Øyvind Torseter オイヴィン・トールシェーテル(ノルウェー)
DETOURS
回り道
文章はありません(中見出しのみ仏語・翻訳)
出版社:LA JOIE DE LIRE
オイヴィン・トールシェーテル(1972年生まれ)は、ノルウェー出身のアーティスト兼イラストレーター。オスロのグラフィックデザイン学校やイギリスの芸術デザイン研究所で学びました。1999年に絵本作家デビュー。2008年この「DETOURS」でボローニャ・ラガッツィ賞を受賞。2014年、権威あるハンス・クリスチャン・アンデルセン賞の最終候補に。その他、ノルウェー・ブックアート賞など、数々の賞を受賞しています。
「Detours(回り道)」は5つの章から構成され、それぞれにストーリーがあるものの、文字はなく、イラストを見ながら、物語を想像してください。典型的な児童書でもなく、典型的な大人向けの本でもありませんが、絵を見て想像力を働かせるのが好きな方に適しています。ボローニャ・ラガッツィ賞の審査員は「近年のグラフィックアートとイラストレーションを最もよく総括する視覚的伝統の見事な内容」と高く評価しています。
大胆な線、まったく無駄のない絵、シンプルなカラー、上手なデフォルメの形、とてもよいイラストです。
彼の作品の中には伝統的な手法とともに、インク画のコラージュ、グラフィック効果、デジタル画像技術なども用い、実験しながら、彼独自のスタイルを創造しているようです。
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